不登校生として生きる

信じる能力と疑う能力

こんばんは。

最近塾生と話している中で感じたことを綴ります。

元気になった塾生は「人を信じられるようになったことが一番嬉しい変化です。」と、良く言います。

入塾当初は、疑いの目で仲間やスタッフを見ていた塾生達が、本気・本音で関わろうとする仲間や大人を見て、徐々に心を開いていきます。

こんなことを言っている私自身も、元々は人も自分でさえも疑い続けていました。

何故かと言うと、世の中は騙し合いや駆け引きが当たり前で、まずは見た人を疑うしか生きていく方法はないと、考えすぎかもしれませんが敏感に無意識に思っていたからです。

二求の塾は、本気で元気になりたい・変わりたいと思う塾生、そして後輩の役に立ちたいと思う先輩塾生、本気で塾生に元気になって欲しいと関わるスタッフばかりです。

そんな中で、人の本気に触れて初めて人を信じられるようになり元気になるのです。

疑う能力も、もちろん大事だと思いますが、まずは人を信じることが自然にでき、人と人が素直に喜び合えるような空間をつくっていきたいですね。

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